なぜ”禁止行為”をヤメられないのか?〜コロナ期間で見直せる他人の考え方〜

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さいたま市浦和区のパーソナルトレーニングジム
Movere(ムーバー)代表パーソナルトレーナーの佐藤択磨です。

このコロナ騒動の外出自粛中に、実は意外なニーズの申し込みが発見されました。

それは普段からトレーニングに携わる方の運動不足の解消で、ビジター利用の申し込みです。

普段のビジター利用はやってはいませんが、コロナ騒動が終息しそうな自粛期間だけ特別に対応しようかなぐらいですので悪しからず。

そして先日は友人がお子様を連れてのご利用でした。

とても楽しく、理想の家族像という暖かい一面も見ながら、時間もあっという間に過ぎていきました。

そんな時にもふと感じた理想の生き方、そして子供への影響。

あなた自身がどんな人生を送りたいのか?

そんな観点で、人が普段つい取ってしまう行動を科学的に解説しながら、言いたいことをまとめていきますね。

家にいるのが正解ではない

大前提の大きな考え方というか、僕の嫌いな言葉が『普通』といった価値観を知った上でお読みください。

もしかしたら会員さんの中でもこの記事を読んで、不快に感じる方もいるかもしれませんが本音を話します。

世の中のコロナの騒動で「家にいましょう。」と言ってる人を見習って、自分の考えもなく続々とつぶやく人をアホかと感じてみています。

それは一つの考えであって、人や職業に貴賎(身分の高い低い)もないし、飲食店やコンビニ、はたまた夜のサービス業まで、他人の職業を否定してしまう人も多々いましたが、政治的なことも言うつもりもありません。

ただ自粛しても解決が先延ばしにもならないので、そうなると取るべき行動が変わるのではないか?

そんな自問自答を感じながら、自分の取るべき行動、毎日の習慣を継続していく信念を強固としていきたい方は次もお読みください。

スティーブ・ジョブスならどういった行動を取るだろうか?

『もし今日が人生最後の日だったら、

私は今日やることをやりたいだろうか?

そして、答えが「いいえ」という日が

何日も続くようであれば、

何かを変える必要があると分かった。』

2011年の冬、僕が警察官を辞めようかどうかを病的に悩んでいた末期のとき、このスティーブ・ジョブズの格言を聞いて覚悟が決まったことを思い出します。

もし今日が人生最後の日だったならば、自分は何をするだろうか?

僕の中では「家族と遊び倒す」、そして「筋トレ」でした。

それは家でも構いませんが、4歳の可愛い息子が「公園に行きたい」と言えば公園。

「イオンに行きたい」と言えば、イオンで遊ぶでしょう。
(自宅から徒歩5分ほどに与野イオンがありまして、子供が好いてます)


(近くの公園です)

今すぐ死んで後悔がないわけではありませんが、今日やりたいことを思いっきりたくさんやり切りたいのです。

やれたとしても絶対やり残した事もあるでしょうから、自分の核となる考え方はブレはしません!

前述した友人へのビジター利用も「お客様の求めてること」だからこそ、こんな時期でも1時間程度のトレーニングで気分がスッキリ解消する。

そんな方の気持ちがヒシヒシと伝わってくるのです。

ご連絡をいただいて来たのが近くのフィットネスジムに通う方、24時間制のスポーツジムに通われている方、近くの加圧パーソナルトレーニングジムに通われている方々から怒涛の申し込み。

今週は嬉しいことにとても忙しかったりもしました。

でもこの流れってある意味『当たり前だな!』ということを、次で解説して行きます。

ダチョウ倶楽部の『押すなよ!』理論

人間は不思議な生き物で、禁止されるとやりたくなるものです。

本当に不思議な感情が湧き出てきて、普段から「やろうやろう」と思ってもデキないのに、いざデキなくなると、やりたい衝動に駆られます。

そんなもんなんですよね

実はこの「押すなよ!」というフレーズには、人間と生命の奥深い謎が隠されているのです。

身体と精神心理学について学んで来た目線でさらに解説して行きます。

シックス・ヒューマン・ニーズを知ろう

人々の行動心理を突き詰めていくと6つの理由に当てはまります。

それが「シックス・ヒューマン・ニーズ」という6つの欲求。

1.安定性…安定したいというニーズ
2.不安定性…変化が欲しいというニーズ
3.重要性…価値ある存在でありたいというニーズ
4.愛とつながり…愛されたいというニーズ
5.成長…成長したいというニーズ
6.貢献…何かに貢献したいというニーズ

人によってその目指すべき行動や欲求は様々です。

でも、人間は欲求があるからこそ行動しているのです。

上記6つのニーズを知った上で、ダチョウ倶楽部の『押すなよ!』ということを解説すると、人間の心理が反映されていることが分かります。

心理的リアクタンスとは?

押すなよ!』はダチョウ倶楽部さんの中でも有名で、皆さんが日常で使いやすい好きなコントの一つです。

『押すなよ、絶対に押すなよ!』と何度も念押しされればされるほど、押したくなる衝動に駆られ、ついには惜しげも無く突き落としまいますよね笑

そこには「心理的リアクタンス」という人間の心理が関係しているからなのです。

どういうことか?

人は自分で選んだ行動の自由を外部に脅やかされたとき、猛烈に反発しようとする反応を示すのです。

だから「外出自粛!」なんて言われたら、家から出たくて出たくて仕方がなくなるものです。

人は自分なりの考えがあって、そして、それを一番行いたいのです。

またダチョウ倶楽部さんの3人組のうち、押す側が2人なことも、重要な心理トリガーが混ざっています。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という狂気な言葉あるように、群集心理が働くと人は判断力が著しく低下します。

そして答えの分からない迷路に彷徨うと、一人のときでは選ばない極端な選択をします。

これを集団極性化現象といいます。

多分、これじゃないかな?」となんとなく思ってはいても、分からない時は、その他大勢の方が取る選択をします。

その方がラクだということを、集団行動を始めた小学校ぐらいにはみな体感しているからです。

つまりどういうことか?

コロナという見えないウィルスに対して、他の人が取る行動に疑問もなく真似をし、批判もしないようなことにも敏感に反応・批判してしまう現在のようなものです。

子供が楽しく過ごし欲しいのに、外に出ると批判される…

そんなことに怯えてる人は、どんな人生を送りたいのか?

今一度振り返ってみても良いかもしれません。

理想の生き方はなにか?

僕はマスクをたくさん持っていました。

あるときお客様が、ボロボロのマスクを付けて来店したので、「どうしたんですか?」と聞くと、

「マスクが売ってないから、同じマスクをもう3日も使ってボロボロなんだ。」というやりとりがありました。

そういったお客様に、僕はジムに余っていたマスクを2〜30枚ほどあげました。

他のお客様にもちょいちょい配り、ついには自分のマスクがなくなり今に至ります笑

マスクが無くなってから、「バカじゃないの?」そんな風にも言われたりもしました。

僕がマスクをあまり必要としていないので、欲しい人にあげないのは罪悪感が出ないでしょうか?

小さなことですが、自分のやりたいことをやっていきたいですよね。

「マスクを付けるのがマナーだろ。」

そういう人もいますが、申し訳ありませんが、言っている人ほど自分のことしか考えてないので心に響きはしません。

普段の行動や生き方にリーダーシップや活力がない方に言われるものほどうざいものはありません。

偉い人の意見がさも正論

そんな根拠のない情報に溢れているので、体裁だけ気にする生き方に飽きてしまったんですよね。

ノーベル賞を受賞した人の意見は正しいのか?

最後に、2012年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授が言っていた『ぼんやりなニュースの記憶』に対して、自分の意見を言わせて頂きます。

山中教授:(コロナ致死率の軽率な意見に対して)「20回に1回の確率で落ちる飛行機があったら、あなたは乗りますか?おそらく乗らないでしょう?

そんなことを言っていたような記憶があります。

この問いは極端ですが、どうでしょうか?

恐らくは乗らないかもしれませんが、『この飛行機に乗らないと、子供や家族に会えません!

そんな状況下のための飛行機なら、20回に1回は落ちるとしても僕なら絶対に乗ります。

なぜ?なんのためにその飛行機に乗るのか?

人は『What』と『Why』が抜けると意味を感じないため、意欲のある前向きな行動を続けれられません。

平成30年【北海道胆振東部地震】時に、ある2つのチームのリーダーシップが問われました。

任務・条件『日没の夕方5時までに、瓦礫を撤去して行方不明者を捜索』

Aチーム

夕方5時までに瓦礫を撤去して終わらせるぞ!

Bチーム

この瓦礫の向こうに、生き埋めになっている人がいる。1秒でも早く救出するぞ!

Aのチームは、きっちり夕方の5時までに瓦礫を撤去し、そして被災者を救出しました。

Bのチームは、14時頃には瓦礫を撤去し、そして被災者の救出も完了していました。

この違いには、条件が同じでも動く人たちの原動力が違うのがお分かり頂けましたでしょうか?

つまり、どんな意見でも『What』と『Why』の内容が抜けての例題は、人を動かす根元がないのです。

自分は何のために生きているのか?

そんな価値観を常に持っているからこそ、特にブレることなく日々を楽しく過ごせてます。

まとめ

皆さん、人間の免疫力と言うのはとてつもなく強いので大丈夫です。

長くなりましたが、人間は太い骨が折れてもくっつくし、拳が骨折していても人を殴れるし、インフルエンザでウィルスにやられても、40度と言う高い熱を出してその菌を殺してくれます。

カラダに悪いものを食べれば下痢で排出してくれますし、たくさん油ものを食べればニキビになって出てくる。

それぐらい人間の体は敏感で賢いですから、変な情報に惑わされないでくださいね。

それでは本日も良い1日を♪

最後までお読み頂きありがとうございました。

それではまたまた。


株式会社ワンアップモチベーション

代表取締役 佐藤 択磨

パーソナルトレーニングジムMovere(ムーバー)

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